課題
ノースカロライナ州立大学では以前、Cyrus IMAP と GroupWise という古いメールシステムを使用していましたが、学生や教職員のニーズが満たされていませんでした。保存容量が少ないために学生がメールでできることは限られていたほか、教職員もばらばらのカレンダー プログラムを使用していたため、スケジュール管理に悩まされていました。「相手が自分と同じカレンダーを使っていなければ、会議のスケジュールを簡単に設定することはできません。参加者に電話をかけたり、メールを何度もやり取りしたりして、空き時間を確認しなければなりませんでした」とノースカロライナ州立大学の IT 部門アウトリーチ、コミュニケーション、コンサルティング担当ディレクターである Stan North Martin 氏は語っています。
学生や教職員間のコラボレーションにも障害がありました。たとえば、管理者は職員会議の最中に効率よくメモを取って共有するのに苦労していました。「自分のファイルが最新版かどうかわからない Microsoft Word は非効率的でした」と Martin 氏は続けます。