通学時間を学習時間に変える
インターネットの利用を必要とする課題の出題が増え続ける一方で、家庭でインターネットにアクセスできない生徒は何百万人もいます。この「家庭の学習環境の格差」は特に低所得世帯の生徒に大きな影響を与えており、なかでも遠隔地や地方に住む生徒は、バスでの長い通学時間といったさらなる負担も抱えています。¹
ノースカロライナとサウスカロライナの両州で「Rolling Study Halls」の最初の試験運用を実施したところ、初期の段階から読みと数学の能力に着実な進歩が示されたほか、デジタルスキルの向上も見られました。これを受けて Google は、地方のコミュニティを中心にさらに 16 学区の数千人の生徒を対象に加え、「Rolling Study Halls」の拡大を進めています。